NITFとDIMAPの違いは?
Q:画像フォーマットの NITF と DIMAP はどういう違いがありますか?
A:NITFとは、National Imagery Transmission Format(国家イメージ伝送フォーマット)の略で、アメリカ国防省(国防総省)によって作成されたラスターファイルフォーマットです。画像とそれに付随するメタデータ情報や注記の情報などを一つのファイルに格納し、異なるシステム間で交換するためのデータとして使用されます。
DIMAPはDigital Image Mapの略で、Airbus DS社とフランス国立宇宙研究センター(CNES)との共同開発によってできたデータフォーマットです。主としてラスター画像向けに設計されていますが、ベクターデータもサポートしており、画像データとメタデータが別々のファイルで格納される構成になっています。 画像データの容量が2GBを超えると、ファイルが分割されて納品となりますが、DIMAPにより分割さた画像が統合されます。 DIMAPに対応しているソフトウェアはこちらを参照してください。