続報2・災害撮影 Pléiades衛星が観測したモーリシャス沿岸における油流出事故
2020年7月25日インド洋の島国モーリシャスの沖合で大型貨物船が座礁し、1000トン以上の重油が流出した事故から2か月弱の時間が経過しました。現在は分断された船体の一部が曳航され、サンゴ礁から遠ざけられているということです。座礁後、船内に残っていた重油のほとんどは、船体が2つに割れる前に回収されたと発表されていますが、流れ出てしまった重油によりモーリシャスの豊かな海洋生態系に深刻な環境汚染を引き起こしていることには変わりがありません。
Pléiades衛星は、8月9日~9月8日、事故エリアの衛星画像を取得しました。取得した各シーンの情報はGoogle Earthで開けるkmzファイルにてご確認いただけます。なお、下記は8月11日、油の流出が始まった後、船体の分裂が起きる前の画像を拡大したものです。
【2020年8月9日~9月8日 画像一覧】
Mauritius_20200809-to-0908.kmzをダウンロード
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