続報・災害撮影 Pléiades衛星が観測したモーリシャス沿岸における油流出事故
Pléiades衛星は災害管理支援に必要な最新情報をご提供いたします。
2020年7月25日インド洋の島国モーリシャスの沖合で大型貨物船が座礁し、1000トン以上の重油が流出した事故で、モーリシャス政府は、船主や保険組合に環境汚染の損害賠償を請求する方針を発表しました。また、地元当局者は貨物船の船体が完全に2つに割れたと明らかにしました。これにより船体の周囲では海面が灰色や黒色に濁り、量は不明ですが残っていた油がさらに流出したと見られ16日にも油の回収作業が続いたということです。
Pléiades衛星は、8月15~16日 事故エリアの衛星画像を取得しました。取得した各シーンの情報はGoogle Earthで開けるkmzファイルにてご確認いただけます。なお、下記は16日の撮像シーンを拡大したものです。座礁船の船体の分裂がはっきりと確認できます。
Pleiades_Mauritius_2.kmzをダウンロード
※リンク先で新しく展開される画面において、右上の地図マーカーボタンを押していただくと背景の地図にサムネイルが重なり、シーンの位置関係が分かりますので、ご活用いただければ幸いです。
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